食べられる時期 離乳初期(生後5ヶ月ごろ)から 🩸 鉄を含む ⚠️ アレルギー表示対象

卵はアレルギーの代表的な食材。卵白は卵黄よりアレルギーを起こしやすいため必ず卵黄から始めます

卵黄はいつから食べられる?

卵黄は離乳初期(生後5〜6ヶ月)からが目安です。この期はなめらかにすりつぶした状態(ポタージュ状)に仕上げ、口の動きは「口を閉じて取り込み・飲み込みができるようになる」段階です。

卵はアレルギーの代表的な食材です。支援ガイド(2019年改定)では、離乳初期から固ゆで卵の卵黄をごく少量から試すとされています。卵白は卵黄よりアレルギーを起こしやすいため、必ず卵黄からです。

初めて与える日は、体調のよい平日の午前中に小さじ1(ひとさじ)から。他の新しい食材と同じ日に重ねず、1日1種類ずつ試すと、反応が出たときに原因を切り分けられます。

時期別の形状と1回の目安量

期月齢形状・調理1回の目安量
離乳初期 生後5〜6ヶ月 かたゆで卵の卵黄をごく少量、お湯やスープでのばす 慣れたら 卵黄
離乳中期 生後7〜8ヶ月 かたゆで卵の卵黄をつぶし、汁気のあるものに混ぜる 卵黄1〜全卵1/3
離乳後期 生後9〜11ヶ月 全卵に進める場合もよく加熱して細かくほぐす 全卵1/2
離乳完了期 生後12〜18ヶ月 よく加熱した卵料理を持ちやすい大きさに切る 全卵1/2〜2/3

期ごとの進め方

目安量は厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」の食品群別の値です。同じ群の食材(卵黄を含む)を合わせた1食分の量なので、ほかの同群の食材と足し合わせて考えます。

卵の1回量は、中期で卵黄1個〜全卵1/3、後期で全卵1/2、完了期で全卵1/2〜2/3が目安です。初期は耳かき1杯から始め、数日かけて小さじ1、小さじ2と増やします。

卵黄の下ごしらえ

  1. 卵を水から入れ、沸騰後15分以上ゆでて固ゆでにする
  2. 殻をむき、卵白を取り除いて卵黄だけを取り分ける(卵白が付かないよう中心部を使う)
  3. 初期は耳かき1杯〜小さじ1/4のごく少量を、お湯や野菜スープでなめらかにのばす
  4. 慣れたら量を増やし、中期は卵黄1個まで。その後、全卵1/3へ
  5. 後期以降は、全卵をよく加熱した卵焼きや卵とじを細かくほぐす

最初は耳かき1杯ほどのごく少量から。体調のよい日の午前中に、受診できる時間帯に試すと安心です。

種類・部位・買い方の違い

卵黄に慣れた後、全卵(卵白を含む)に進みます。全卵は中期後半から1/3個を目安に、しっかり加熱して試します。半熟・温泉卵・生卵は離乳食期には与えません。卵ボーロやマヨネーズなど卵を含む加工品も、全卵の確認が済んでから、少量ずつにします。

賞味期限内の新鮮な卵を使います。卵黄だけを取り分けやすいよう、しっかり固ゆでにします。

冷凍・保存のしかた

固ゆで卵黄はつぶして製氷皿で冷凍できます。パサつくので解凍時にスープでのばします。1週間を目安に使い切ります。ゆで卵そのものの冷蔵は当日中に使います。

冷凍したものは1週間を目安に使い切り、食べる前に中心までしっかり再加熱します。解凍したものを再び冷凍しません。

栄養メモ

鉄を含むたんぱく質源。離乳初期から試せる数少ない鉄源のひとつです。

卵黄の離乳食でよくある質問

卵は何ヶ月から?

支援ガイドでは離乳初期(5〜6ヶ月)に固ゆでの卵黄から試すとされています。おかゆ・野菜・豆腐に慣れた後、体調のよい平日の午前中に、耳かき1杯程度のごく少量から始めます。

卵白はいつから?

卵黄1個分を問題なく食べられるようになったら、中期の後半からよく加熱した全卵を1/3個程度から試します。卵白だけを先に試す必要はありません。

アレルギーが心配です。家族に卵アレルギーがいます。

家族歴がある場合や湿疹がある場合は、始める前にかかりつけの小児科に相談してください。自己判断で遅らせるより、医師と相談して時期と量を決めるのが安全です。

本ページは厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」を参考に編集しています。食べる量や進み方には個人差があります。アレルギーの心配がある食材は主治医に相談してから試してください。