ほうれん草の離乳食はいつから?時期別の形状・量・下ごしらえ
葉先のみ使用。軟らかくゆでて細かく刻みすりつぶす→葉先みじん切り→粗みじん→1cm角と進めます。
食べられる時期 離乳初期(生後5ヶ月ごろ)から 🩸 鉄を含む
ほうれん草はいつから食べられる?
ほうれん草は離乳初期(生後5〜6ヶ月)からが目安です。この期はなめらかにすりつぶした状態(ポタージュ状)に仕上げ、口の動きは「口を閉じて取り込み・飲み込みができるようになる」段階です。
ほうれん草は軟らかい葉先からなめらかにつぶせるため、初期から使える緑の野菜です。鉄を含む食材として、中期以降に増やしていきたい野菜でもあります。
時期別の形状と1回の目安量
| 期 | 月齢 | 形状・調理 | 1回の目安量 |
|---|---|---|---|
| 離乳初期 | 生後5〜6ヶ月 | 葉先を軟らかくゆで、細かく刻みなめらかにすりつぶす | すりつぶして試す |
| 離乳中期 | 生後7〜8ヶ月 | 軟らかくゆで、葉先をみじん切り | 20〜30g |
| 離乳後期 | 生後9〜11ヶ月 | 軟らかくゆで、粗みじん切り | 30〜40g |
| 離乳完了期 | 生後12〜18ヶ月 | 軟らかくゆで、約1cm角に切る | 40〜50g |
期ごとの進め方
- 離乳初期(生後5〜6ヶ月): 離乳初期は1日1回。離乳食を始める「ゴックン期」。1日1回、なめらかにすりつぶした状態(ポタージュ状)から始めます。 口の動きは「口を閉じて取り込み・飲み込みができるようになる」、歯はまだ生えていない。 ほうれん草は「葉先を軟らかくゆで、細かく刻みなめらかにすりつぶす」に。
- 離乳中期(生後7〜8ヶ月): 離乳中期は1日2回。「モグモグ期」。1日2回食に進み、舌でつぶせる固さ(豆腐程度)で粒感のある形状に慣れていきます。 口の動きは「舌と上あごでつぶしていくことができるようになる」、歯は乳歯が生え始める。 ほうれん草は「軟らかくゆで、葉先をみじん切り」に。
- 離乳後期(生後9〜11ヶ月): 離乳後期は1日3回。「カミカミ期」。1日3回食。手づかみ食べが始まり、自分で食べる楽しさを覚える時期です。 口の動きは「歯ぐきでつぶすことができるようになる」、歯は1歳前後で前歯が8本生えそろう。 ほうれん草は「軟らかくゆで、粗みじん切り」に。
- 離乳完了期(生後12〜18ヶ月): 離乳完了期は1日3回 + 必要に応じて間食1〜2回。「パクパク期」。3食 + 間食のリズムが整い、軟飯〜普通のごはんへ移行していきます。 口の動きは「歯を使うようになる」、歯は完了期後半に奥歯(第一乳臼歯)が生え始める。 ほうれん草は「軟らかくゆで、約1cm角に切る」に。
目安量は厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」の食品群別の値です。同じ群の食材(ほうれん草を含む)を合わせた1食分の量なので、ほかの同群の食材と足し合わせて考えます。
野菜・果物の1回量(中期20〜30g、後期30〜40g、完了期40〜50g)の中で、他の野菜と組み合わせます。初期は小さじ1から。
ほうれん草の下ごしらえ
- 葉先だけを使う(茎は繊維が固いので初期・中期は使わない)
- 沸騰した湯で1〜2分、軟らかくなるまでゆでる
- 水にさらしてアクを抜き、水気を絞る
- 初期は細かく刻んでからすりつぶし、だし汁でのばす。裏ごしするとさらになめらか
- 中期はみじん切り、後期は粗みじん、完了期は1cm角に
アクが強いので水にさらしてから使う。葉先のみ使うと食感が良い。冷凍OK。
種類・部位・買い方の違い
冷凍ほうれん草はゆでてあるので、解凍して刻むだけで使えます(中期以降)。サラダほうれん草は葉が薄くアクが少ないので、初期の裏ごしに向きます。
葉の色が濃く、茎がしっかりしているものを選びます。しおれているものはアクが強く感じられます。
冷凍・保存のしかた
すりつぶしたものを製氷皿で冷凍します。葉物は変色しやすいので、空気に触れないよう保存袋に入れ、1週間を目安に使い切ります。
冷凍したものは1週間を目安に使い切り、食べる前に中心までしっかり再加熱します。解凍したものを再び冷凍しません。
栄養メモ
鉄分が豊富で母乳育児で不足しがちな鉄を補えます。離乳初期から使える数少ない鉄源。
ほうれん草の離乳食でよくある質問
ほうれん草のアクはどうすれば?
ゆでた後に水にさらすとアクが抜けます。長くさらすと水っぽくなるので、1〜2分で引き上げて絞ります。
茎はいつから使える?
後期(9ヶ月)以降、軟らかくゆでて粗みじんにすれば使えます。初期・中期は葉先だけにします。
口の中が黒くなります。
ほうれん草の色素が歯や舌につくもので、心配いりません。食後に麦茶や白湯を飲ませると落ちます。
本ページは厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」を参考に編集しています。食べる量や進み方には個人差があります。アレルギーの心配がある食材は主治医に相談してから試してください。